高校通算70本塁打のスラッガー・有薗直輝など関東地区の多くのスラッガーが地方大会で敗退



吉野創士(昌平)、有薗直輝(千葉学芸)、小澤周平(健大高崎)

 野手では、高校通算70本塁打を達成した有薗 直輝千葉学芸)のパフォーマンスに注目が集まった。最後の夏も要警戒され、3試合で5四球。それでも8打数4安打で打率.500と及第点と呼べる数字を残してくれた。

 また同じ千葉県では東京学館粟飯原 龍之介も大会初戦で11球団のスカウトの視察が入った。高校通算33本塁打の強打と抜群の強肩を誇る遊撃守備は魅力的だ。

 埼玉県では高校通算56本塁打のスラッガー・吉野 創士は決勝戦で浦和学院に敗れた。今大会は不調ながらも、捉えた時の打球速度、飛距離は圧巻。守備、走塁でも精度の高いパフォーマンスを見せた。

 5回戦で敗れた花咲徳栄の強肩捕手・味谷 大誠も抜群の強肩と無駄のないスイングから長打を量産する好打者だった。今年は右打ちの大型捕手は多いが、対応力が高く、俊足強肩の左打者・味谷は相対的に評価が高まりそうだ。同じ捕手の田邊 広大常総学院)は抜群の強肩を誇るスローイング、巧打と長打を兼ね備えた打撃が備わった好捕手でキャプテンシーも素晴らしい選手だった。

 惜しくも決勝戦で敗れたが、高校通算52本塁打のスラッガー・小澤 周平、高校通算30本塁打以上のスラッガー・森川 倫太郎健大高崎コンビは才能あふれる逸材で、次のステージでも活躍が楽しみだ。

 また、岐阜第一阪口 樂も甲子園出場を逃した。昨夏の独自大会で2ホーマを放ち話題となったスラッガーはこの1年、思うような打撃ができず、苦しい1年だった。ただ投手として大きく伸び、岐阜大会17イニングで24奪三振を記録する快投を見せている。野手として評価が高い阪口はどんな進路を選択するのか。初戦敗退となった小田 康一郎中京)は通算34本塁打、投げては最速148キロと二刀流として活躍した。非常に才能が高い選手なだけに大学での活躍を楽しみにしたい。

(記事=河嶋 宗一


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