南Aブロック



 公立校の強豪、春日九産大九産の争いが予想される。順当に勝ち進めばベスト8をかけて対決することになる。今春の博多工戦で7回参考ながらノーヒットノーランをマークした左腕飯田 泰成投手(2年)を中心とした守り、粘りが身上の春日と、私立強豪らしく打撃で圧倒する九産大九産か。福岡工柳川という初戦の好カードも見逃せない。

南Bブロック



 夏春連続甲子園を狙う西日本短大附が筆頭になる。夏メンバーで残った5番打者・山口 雄大内野手(2年)をはじめ、穴井 秀山内野手(2年)今田 塁陽外野手(2年)の5、6、7番打者に加え、1年生ながら夏にレギュラーを奪った江口 翔人内野手(1年)は、甲子園で1番も務めた。169センチと大きくはないが、堅実な二塁守備と俊足好打が武器で、甲子園でも安打をマークした自信を秋にもつなげる。ただし、初戦の相手が祐誠。毎年上位に進出している強豪校だけに苦戦は予想される。その他、福岡市内では屈指の進学校で、20年独自大会では優勝も経験している福岡もいて、順当にいけば8強をかけて対戦する可能性がある。

南Cブロック



 筑陽学園が中心となる。今夏は4強に進んで、真颯館の前に敗れたが、甲子園に行く力は十分にあった。チームは変わるが、実力は抜けている。沖学園糸島あたりが対抗馬になるだろうが、筑陽学園の優位は変わらない。

南Dブロック



 ハイレベルな激戦ブロックとなった。優勝候補として名が挙がる福岡大大濠に加え、毎大会上位常連の福岡工大城東東福岡久留米商がいる。さらに、初戦から九産大九州大牟田が激突。目が離せないブロックとなりそうだ。福岡大大濠は不動のショートストップ、山下 恭吾内野手(2年)が中心。夏のメンバーだった、右トルネードの馬場 拓海投手(2年)、俊足好打の友納 周哉内野手(2年)と、タレントをそろえる。福岡工大城東は速球が魅力の内田 海翔投手(2年)を中心として守り勝つ野球で対抗する。戦力、実績、経験がある福岡大大濠は優位だろうが、どこが勝ち上がってもおかしくないブロックとなった。

 過去10年の福岡県秋季大会成績(◎は翌年センバツ出場)では、激戦を勝ち抜いた結果とあってか、近年はそのまま九州大会4強以上の成績を収めて翌年センバツに出場している高校は多い。

【過去10年の優勝校、準優勝校、4強】
2020年 ◎福岡大大濠九州国際大付西日本短大附北筑
2019年  福岡第一福岡工大城東八幡南宗像
2018年 ◎筑陽学園九州国際大付小倉工真颯館
2017年 ◎東筑筑陽学園小倉東福岡
2016年 ◎福岡大大濠、◎東海大福岡筑陽学園小倉工
2015年  九産大九産小倉福岡大大濠九産大九州
2014年 ◎九産大九州東福岡八幡南光陵
2013年  九州国際大付西日本短大附小倉久留米商
2012年  久留米商門司学園飯塚筑陽学園
2011年  自由ケ丘福岡工大城東大牟田育徳館

 10月16、17日に北九州市民球場を舞台に、準々決勝がスタート。23日準決勝、24日決勝・3位決定戦まで、熱戦に注目される。

(記事:編集部)