目次

[1]なぜ1年春から4番打者として起用されたのか?そのエピソードも紹介
[2]1年の経験を残り2年間で生かす

1年の経験を残り2年間で生かす



徳丸天晴(智辯和歌山)

 1年春の県大会から4番起用され、近畿大会では3打数1安打、夏の甲子園では12打数3安打に終わった。徳丸自身、満足いかないパフォーマンスが続いた。ただ徳丸はその経験を前向きにとらえていた。
「甲子園では全然よくなかったです。でも奥川(恭伸)さんのような投手と対戦できたのは本当に良い経験でした。奥川さんは今まで見たことがないような剛速球、キレのある変化球を投げる投手でした。そういう投手と対戦したこともあり、自分は他の1年生にはない経験はできたと思います。ただこの経験を生かすのは自分次第です」

 1年秋でも4番打者を務めたが、1本塁打8打点、打率.276。悪い成績ではないが、徳丸のポテンシャルの高さからすると物足りなさを感じる。その1本塁打は春以来となった智辯学園戦で放ったもの。その1本も「自分にとって良いスイングではなかったですし、引っ張り傾向で、ぜんぜん良くなったです」と反省の弁を繰り返した。

 この冬は「軸のブレが少ない安定したフォーム」にこだわって素振り、ロングティーを行ってきた。強打者の映像を見るのが好きな徳丸は広島東洋・鈴木 誠也二松学舎大附)、レイズ・筒香 嘉智横浜出身)、ジャッジ(ヤンキース)の映像を見て分析している。特に鈴木やジャッジは同じライトを守る強打者として影響を受けている。自慢の強肩は投げれば、140キロを超える。スローイングを修正しながら、刺せる外野手を目指してきた。

 二度目の甲子園でプレーすることはかなわなかったが、最終学年まで高校通算50本塁打を目指す目標ということは変わりない。智辯和歌山の真の4番にふさわしいスラッガーになるために。徳丸の挑戦は続く。

(記事=河嶋 宗一

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