格上だと思った二人の和歌山のスラッガー



渡邊 大和(高野山)

 プロのスカウトがプレーだけでなく、何気ない所作まで見ているというのはよくある話だ。アマチュア球界で長く指導してきた伊藤監督は渡邉をプロで活躍できる選手にするために日頃の行動の重要性を説いてきた。ラストイヤーを前に心技体が充実しつつある渡邉が目指すのは33年ぶりとなる夏の甲子園出場だ。

 「チームを甲子園に導けるようなバッターになって、ホームランを数多く打てるような選手になりたいです。(通算本塁打は)40本くらいはいきたいです。今やっていることをしっかり試合で出せれば打てると思います」

 今年の和歌山県には智辯和歌山徳丸 天晴(2年)と市立和歌山松川 虎生(2年)という1年春から4番を打ってきたプロ注目の強打者がいる。

 「松川君と徳丸君は意識して練習から取り組んでいます。試合を見た時は格上だなと思っていましたが、自分も彼らより凄いバッターになろうと思いました。(二人に)注目が集まってくると思うので、その中で自分も打てたら注目が集まると思うのでチャンスだと思っています」

 公式戦で智辯和歌山市立和歌山と対戦して、德丸や松川を超える活躍を見せることができれば、プロ入りへの道が近づいてくるはずだ。高校野球生活の集大成となる2021年にどんな活躍を見せてくれるだろうか。

(記事=馬場 遼)

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