今年もドラフト会議で12球団合計77名(支配下のみ)が指名を受けた。その77名の選手達は、ほぼ全員が高校時代に甲子園を目指していたことだろう。

 そこで各球団が指名した選手の甲子園出場歴を振り返ってみたい。

 阪神は小園 健太市立和歌山→DeNA1位)の抽選を外し、2回目の入札で森木 大智(投手/高知)の交渉権を単独で獲得した。森木は小園や風間 球打明桜→ソフトバンク1位)と並んで注目されていた高卒右腕だが、3年間で甲子園への出場はなかった。最後の夏は高知大会決勝で明徳義塾に敗れている。

 ドラフト2位の鈴木 勇斗(投手/鹿屋中央→創価大)、同3位の桐敷 拓馬(投手/本庄東→新潟医療福祉大)も森木同様に高校時代に甲子園の土は踏んでいない。上位3人が甲子園未経験なのは阪神だけだった。

 ドラフト4位の前川 右京(外野手/智辯学園)は2019年夏、2020年交流試合、2021年春・夏と甲子園に出場した。とくに最高学年で臨んだ今夏の大会では、全6試合で打率.455(22-10)、2本塁打と大あばれ。昨年は交流試合で愛工大名電と対戦。高橋 宏斗(2020年中日1位)から安打を放っている。

 ドラフト6位の豊田 寛(外野手/東海大相模→国際武道大→日立製作所)は2014年夏、2015年夏と2度、甲子園の土を踏んだ。2014年の大会では2年生ながら背番号「9」を背負って出場。初戦の盛岡大附戦で「3番・右翼」で起用され松本 裕樹(現ソフトバンク)から4打数1安打の内容。チーム唯一の長打を放つもチームは敗れた。

 2015年夏も同じく背番号「9」で出場。4番として小笠原 慎之介(現中日)、吉田 凌(現オリックス)らとともにチームを全国制覇へ導いた。大会終了後にはU-18W杯の日本代表にも選出されている。

 ドラフト7位の中川 勇斗(捕手/京都国際)は2021年春・夏と2季連続で甲子園に出場。春は打率.444(9-4)と高打率を残し、夏は4試合で打率.231(13-3)ながら2本塁打を放ちパンチ力を見せた。

 ドラフト5位の岡留 英貴(投手/沖縄尚学→亜細亜大)は甲子園に出場できなかった。

【阪神ドラフト指名】
※育成指名は除く
※◎は甲子園出場経験あり

<支配下>
1位:森木 大智(投手/高知
2位:鈴木 勇斗(投手/鹿屋中央→創価大)
3位:桐敷 拓馬(投手/本庄東→新潟医療福祉大)
4位:前川 右京(外野手/智辯学園)◎
5位:岡留 英貴(投手/沖縄尚学→亜細亜大)
6位:豊田 寛(外野手/東海大相模→国際武道大→日立製作所)◎
7位:中川 勇斗(捕手/京都国際)◎