10月に入り、千葉県大会など多数の大会が無事に閉幕。地区大会の顔ぶれも揃いつつある中で、4日までの試合結果を受けて、夏の甲子園を沸かせたチームのなかで、新たに秋の大会を終えたチームが出てきた。

 まずは優勝校・智辯和歌山が、準決勝・和歌山東の前に敗れた。
 武元 一輝塩路 柊季と夏の甲子園でも登板経験ある2人がマウンドに上がったが、それぞれ失点。合わせて5失点という結果で、打線が反撃をするも、あと一歩及ばなかった。

 南北海道代表だった北海は、全道大会2回戦で敗退。クラーク記念国際の前に敗れることとなった。厳しい冬を乗り越え、春先に一回り成長した姿を見せられるか。

 また、長崎代表・長崎商と佐賀代表・東明館が揃って県大会ベスト8で敗れ去ることになった。
 長崎商は、甲子園では熊本工専大松戸を倒して勢いに乗ると、神戸国際大附との熱戦を繰り広げた。この勝ち上がりは記憶に新しい人も多いはずだろう。

 また初出場だった東明館は、初戦の日本航空の前に敗れたが、プロ志望届を提出した加藤 晴空を中心に佐賀大会を勝ち抜いてきた。両チームともに、春の大会で、さらなる上位進出を果たしてくれることを期待したい。

 この世代屈指のスラッガー・浅野 翔吾を擁する高松商も、準々決勝で敗れ去ることになった。

 強豪・英明との一戦で、3番センターで先発出場した浅野だったが、結果は2打数1安打1打点3四死球という内容に終わった。結果だけを見ても、非常に警戒されていたことがわかる数字である。

 浅野はじめ、今回の敗退を経て悔しさを味わった選手たち。夢舞台への挑戦は夏のみとなったが、敗戦を糧に春以降はチームを勝利に導くような成長を見せられるか。2年連続夏の甲子園を目指す各校の選手の奮闘を期待したい。