10月11日に行われた「2021年プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」。市立和歌山小園 健太がDeNA、松川 虎生がロッテにそれぞれ1位指名を受けた。

 最速152キロの速球に加え、カットボールやツーシームなど多彩な変化球を操る小園は1位候補として早くから名前が挙がっていた。複数球団による競合が予想された中、DeNAと阪神が入札。クジ引きの末にDeNAが交渉権を獲得した。

「本当にホッとしています。指名して頂いたことがとても嬉しかったので、ドキドキしながら見ていました」と指名の瞬間を振り返る小園。DeNAの印象については、「ピッチャーもバッターもバランスがとれていて、総合力が高いチームだと思います」と話していた。

 世代ナンバーワン投手の呼び声高い小園には将来のエース候補としての期待がかかる。「球界を代表するようなエースになりたいと思います」と将来の目標を語る小園。ヤクルトの奥川 恭伸のように早くから先発の柱として活躍する可能性は十分にありそうだ。

 松川は高校通算43本塁打を誇る強打の捕手。守備面でも強肩や投手の長所を引き出すリードが高く評価されていた。上位指名が有力視されていた中で、ロッテが単独1位指名。小園とともにドラフト1位でプロの世界に飛び込むことになった。

「凄く今はホッとしています。本当に1巡で呼ばれると思っていなかったので、ビックリした気持ちが凄く大きいです」と1位指名を受けた率直な気持ちを語ってくれた松川。ロッテの印象については、「総合力が高くて、本当に素晴らしいチームだと思います」と話していた。

「守備に関してはピッチャーの持ち味を引き出して配球できるところが持ち味だと思いますし、打撃に関してはファーストストライクから自分のスイングができ、勝負強さが持てるところが持ち味だと思います」と自らのアピールポイントについて語る。将来の正捕手候補として、今後の成長が楽しみだ。

 貝塚ヤング時代から6年間バッテリーを組んできた二人はプロで別々の道を歩むことになる。「プロは厳しい世界だと思うんですけど、虎生なら絶対にやれると思うので、しっかり頑張って下さい」と小園が松川にエールを送れば、「本当に厳しい世界だと思うんですけど、健太だったら言ったことは有言実行できると思うので、必ず球界を代表するピッチャーになってほしいと思います」と松川も小園に期待を寄せていた。

 黄金バッテリーは一旦、解散となったが、ゆくゆくは侍ジャパンで二人がバッテリーを組む日が見られるかもしれない。球団だけでなく、球界を代表する選手として大きく飛躍してほしい。


仲間に祝福される小園 健太と松川 虎生(市立和歌山)