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卒業生
浅間 大基

浅間 大基(横浜)

都道府県:
高校:
学年:
2015 年卒
ポジション:
中堅手
投打:
右/左
身長:
182 cm
体重:
72 kg
データ最終更新日:2014年9月22日

寸評

 夏の神奈川大会で、打率5割4分2厘、3本塁打と打ちまくり、走攻守ともにスキルの高さを披露した浅間 大基。18U日本代表では、9番打者だったが、だが1年目からファームで常時試合出場が出来る基礎体力、総合力を持った選手であることは間違いなく、段階を追って育成をしていけば、高卒4年目には一軍定着が期待できる逸材だ。目指すタイプとしては、「栗山巧」になるのではないだろうか。

(打撃)

 最後の夏はだいぶ強打を意識して、始動の仕掛けも幾分遅くした。そのため差し込まれる打球も多くなったが、プロを意識しての取り組みであり、悪くない試みだと思う。

 スタンスはスクエアスタンス。歩幅を狭めて、グリップを肩の位置に置いて背筋を伸ばして構えている。腰がどしっと据わる構えではなく、やや窮屈さを感じる構えである。

 投手の足が着地したところから始動を仕掛ける。始動の仕掛けは遅くなり、ボールを手元まで引きつけるスタイルとなった。そのためスイングスピードの速さが求められるが、高校生としてはなかなか速い。欠点として間合いを測ることが出来ず、踏み込んだ足の割れが使えない硬いフォームになる可能性があること。
 18Uでは不振が続いたが、下半身の割れが使えないのが大きかった。体操などを見ていると、体は柔らかいといえる選手ではなかった。もう少しプロでは下半身の柔軟性を取り入れたトレーニング、ストレッチをして、下半身が使えるようにするといいだろう。

 トップの動きを見ていくと捕手側方向へ引いていき、しっかりとバックスイングを取る。そこから肩口から振り下ろすようにボールを捉える。最短距離でボールを捉えることができており、スイング軌道を見るとボールの下を振って縦のスイングをするので、今よりもスイングの鋭さも出てきて、肉体的なビルドアップを果たすことが出来れば、木製バットでも長打が多くなるだろう。
 悪癖で、ヘッドが下がった状態で打ち上げることが多い。この悪癖をいかに少なくできるか。
 あとはもう少し打席内で、執念さが欲しいところ。簡単には打ち取れない怖さが欲しいところだ。

(守備・走塁)

 身体能力は高く、守備力は非常に高く、落下点に到達する早さ、守備範囲の広さは高校生としてはA級。またスローイングの強さも、超強肩と言う選手ではない。だが、確実性が高く、常に見ても、ライナー性の低い返球ができている。

 塁間タイムは測る機会が少なく、計測出来たのは、二塁打のタイムで、8.00秒前後と基準を満たしているが、左打ちの俊足選手ならば、7秒台は求めていきたいところ。足で魅せるプレーがあまり多くなく、まだ走塁面を生かし切れていないように感じた。

将来の可能性

 走攻守のスキルの高さは、2014年度の高校生外野手では、トップクラスで、3位で指名されるのも頷けるだろう。だが、打撃面でも、走塁面でも、力を出し切ったプレーが少ない。プロで活躍するには、そういう必死さが出てくれば良いだろう。

 技術も高く、飲み込みも早い選手なので、3年経てば、プロ仕様の体つきになって、一軍定着を期待出来るスキルの高さを持っているだろう。だが一流選手になるには、走攻守すべてにおいて必死さが出ること。もう少ししゃにむになって、プレーをしてもいいのではと感じる場面があった。

 理想形としては栗山巧。タイミングの取り方、打撃の粘っこさ、年間3割前後残すアベレージの高さを残し、守備でも、走塁でも魅せられる選手といいだろう。1年目からファームで多くの試合出場を積んで、一流選手へ階段を上ってほしい。

情報提供・文:2015.01.14  河嶋 宗一

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