4番・捕手の清水武蔵(国士舘)

 永田監督は「調子はまあまあです。クセ球が特徴で、強豪が相手でも7回くらいまではしっかり抑えてくれると思います」と話しており、都大会でも好投が期待される。

 常盤自身も「今日はスライダーの時に腕が振れていませんでした。3連覇が懸かっているので、都大会までに修正したいと思います」と語り、次戦に向けて気持ちを引き締めた。
 都大会ではどんな投球を見せるのか注目だ。

 一方、敗れた開成
 青木監督も、永田監督と同様に「例年と比べるとチームの力が無いことがわかりました」と厳しい状況を口にしたが、それでも試合の中で開成らしい工夫が随所で見られ、決して悲観する試合内容ではなかった。

 打席の中では、多少ボールでも「どんどん振っていけ」と青木監督の指示が飛び、また4回表には、一死二、三塁の場面で三塁ランナーの吉田大祐がホームスチーム決めて、奇襲を見事に成功させる。

 青木監督は「点差がついた中で、国士舘さんのようなチームから点を取ろうと思えば、普通でない方法でやるしかありません。じっとしても何も起こらないので、選手にも『自由であること』を強制しました」

 それでも、守備の乱れから失点を重ねる中で、投手陣は我慢強く投げ続けたことは収穫だろう。これから春にかけてどこまで成長を見せるのか注目だ。

(記事=栗崎 祐太朗)

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