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勝利の瞬間、ガッツポーズする八王子・星野 翔太

 八王子との打ち合いに敗れた創価だが、上位に座る打者は特にスイングが鋭く、対戦する投手としては脅威に感じる打線だった。なかでも3番・狩野は、3本のヒットを放ち八王子を苦しめた。

 オープンスタンスで立つと、ピッチャー方向へヘッドを倒しながらタイミングを図る。体重をぶつけつつ、上手くヘッドを利用してボールを叩くスイングで快音を響かせた。

 他にも鋭いスイングが光った1番・小川 蓮翔や、選球眼に優れた2番・羽村 伊夏。そして4番・小原と力のある打者が並んでいた。

 新チームがスタートしてから「練習から低いライナー性の打球を繋いでランナーを溜める」ことをテーマに打線を仕上げてきた。そんな打線について片桐監督は「新チーム始まったときから楽しみな世代ではありましたし、これまでの成果は出せたと思います」と振り返る。

 それと同時にあと一本出せなかったことを反省。「底力を付けていかないといけないと思います」と春先までの課題を明言した。

 小原主将も「僅差で負けた悔しさをバネに、全員で敗戦を共有していきたい」と今回の敗戦を胸に刻み、オフシーズンを過ごすことを誓った。

 秋はどうしても投手の活躍が目立ち、打線の仕上がりは良くないことが多い。だが両チーム揃って2桁安打を記録し、現時点でも打線の完成度は高かった。それだけに創価はコンディション不良でエース・杉江の登板はなかったが、春以降にかけて投手陣が整備されれば、投打ともに充実の戦力となるのではないだろうか。

 今回の敗戦が創価を強くした。そう思えるようなチームになっていることを楽しみにしたい。

(記事=編集部)